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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー
週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。
各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。
山下観光十勝川温泉湯元富士ホテル 山下和彦氏
- 和 時代の流れに沿って
音更町の十勝川温泉街にある『富士ホテル』は、『株式会社山下観光』による経営で、昭和四十九年の創業以来、ドライブインを中心とした事業を展開して来た会社である。
「本来ドライブインと言うのは、お土産を買う為の店で、その土地にしか売っていない物を販売する事で成り立っています。しかし、最近では流通の発達によって、帯広のお菓子が東京でも買えると言った様に、そこの土地にしかない物が、別の土地でも買えてしまう時代です。それに、新しい道路ができ、交通量が減ってしまった事も大きな原因の一つでしょうね。最盛期には、十勝管内で三店舗を経営していましたが、店舗自体も縮小し、今は一店舗のみの営業となっています」と話すのは、専務取締役の山下氏。静かに理路整然と話す口調は、物腰も柔らかく、実直な人柄をよく表している様に感じる。
その後、昭和五十八年に新たにホテル業に着手し、富士ホテルとして開業する。四年前の平成十四年に老朽化の為、リューアルオープンした。
「誰しも、宿泊するのであれば、新しく綺麗なお部屋を選ぶのは当然です。そう言った事からも、古いホテルと言うのは、なかなか難しい面があり、リニューアルをした訳なんです」と、これ迄の会社の流れを話してくれた。「本州からのお客様は、年齢を問わず、ほとんどがインターネットでの予約です。手軽に予約が出来きる反面、手軽にキャンセルも出来ると言う事で、難しい面もありますが、全体で見ると、お部屋の稼働率は以前よりもアップしています。ただ、電話によるお客様との会話が減って来ているのは確かで、その辺では、寂しく感じます。少し複雑な心境ではありますね」と言って笑う。
山下氏は宮城県の出身で、結婚を機に十勝へと移住をする事となった。
「前職はソニーでプロセス設計の仕事をしていました。大きく変わった事と言えば、対象が機械から人に変わったと言う事です。機械は文句を言いませんが、人だとそうは行きませんしね。色々な面で、技術職から接客業への転換は、私にとって大変な事でした」
これから新しく働こうとしている人達へ。「今の人は簡単に仕事を辞めてしまいます。我慢や辛抱をする事が苦手の様です。昔でしたら、仕事を辞めるなどと言ったら、まず親に怒られましたね。今じゃ逆じゃないですか。そんなに大変な仕事なら辞めてしまいなさい。ですからね。人に使われ給料を貰う事の大変さは、親御さんが一番良く分かってるはずなんですがね。子離れ出来ない親が多いですね。仕事はまず続けてみる事です。そうすれば必ず何かが見えて来るはずです」
先日、東京から来た友人にスキーの後、北海道らしい食材として毛ガニを初めとした料理を食べさせ、最後はモール温泉へ。「良いよね。北海道の人は。こんな贅沢が毎日できて羨ましい」って、んな訳ないべさ。
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