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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー
週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。
各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。
株式会社ホテル観月 作田英実氏
- 「木を見て森を見ず」 目標を持って働く
冬の風物詩としてすっかり定着しつつある十勝川白鳥まつりも終わり、後は雪解けを待つばかりとなった。
あれほど沢山居た白鳥も、今では数えるほどになり、川岸から数人が投げ込む餌を、以前の様にお互い奪い合う事もなく、優雅に川面をつついている。
ここ『観月苑』は昭和二十六年の創立で、半世紀以上も続く温泉旅館である。一般に旅館と言うと小さな建物を想像しがちだが、『観月苑』は客室が百室以上もあり、十勝川温泉街の中でもかなり大型の宿泊施設に入る。早速『観月苑』の由来について常務取締役の作田氏に話しを聞いた。
「創業者である祖父が、十勝川の川面に写る美しい月に魅せられ、月を観ると言う意味を含め「ホテル観月」としたのが始まりです。その後、二代目に当たる父が、ホテルと言うよりも、旅館の方を前面に押し出して行こうと言う事で、名前からホテルを取り、更に日本風にと考え『観月苑』としました」作田氏はこの旅館の三代目と言う事になる。「両親からは、後を継ぐ様にとは言われた事はありませんでしたが、子どもの頃から何となく、そう言うものだと思っていました。高校を卒業後も観光の専門学校へと進学しました。
卒業後は札幌にある会食中心のホテルで働きましたが、初めの内は失敗の連続でしたね。よく怒られてましたよ。悔しくて人知れず泣いた事もありました。ここでの三年半は、私にとってホテル業とは何なのかを身をもって経験する事のできた最も重要な期間でした。
この時の上司とは、今でも家族ぐるみのお付き合いをさせて貰っています。
その後リゾート地のホテルも経験したいと思い、宮城県の松島町にあるホテルで働きました。そこは、千人以上が宿泊できる大きなホテルで、レストラン・フロント・予約に営業と殆ど全ての業務に携わる事ができました。そこのホテルでは、私は必要な人材として雇用された訳ではありません。預かりと言った身の上での採用でした。まあ、要は居ても居なくてもどちらでも良い存在でしたから、始めの頃は、皆そっけないものでした。それを、このホテルには自分が居なければならない。自分じゃなければならないんだと、皆に認めて貰う為、無我夢中で働きました。やがて少しずつ認めて貰う様になり、それが信頼へと変わって行きました」こう言った経験を積み、仕事をする事の面白さを知ったと言う。
「これから働こうとする人達は、ただ漠然と働くのでは無く、目標を持って働いて欲しいです。結局目標が無いから、辞める時の理由もはっきりしないんです。仕事が嫌だから、あの人が嫌だからでは、何処へ行っても同じ事です。仕事を辞める時は、あっさりとではなく、もっと悩み苦しんで欲しいと思います」
文頭では春の訪れを感じる様に書いたが、皮肉にも今、外は大雪。昨日タイヤ交換したばかりなのに・・・。
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