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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー

週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。 各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。


株式会社 シバタ 柴田博美氏
謙虚 仕事は楽しんで

 「卸売業なので、一般の方々にはあまり馴染みが無いかと思いますが、車に使う消耗品全般を扱っている会社と言えば分かり易いでしょうか」と話すのは『株式会社シバタ』の代表取締役である柴田氏。
 昭和三十三年の創設で、約半世紀の歴史を持つ会社である。
 「戦時中、父が徴兵の際に得意な事は何かと聞かれ、機械いじりが子どもの頃から好きだったと言う事を伝えると、飛行機の整備士として配属されました」と会社を創設した先代の話から聞かせて頂いた。
 「それからも特攻機に乗る事もなく無事終戦を迎え、戦後となり、これからは車の時代だと言う事で、飛行機整備で培った技術を活かし、友人と自動車の整備工場を共同で立ち上げました。その間に会社も何度かの変遷を経て、昭和三十三年に父が整備の方に部品を販売する会社を創設したのが、当社の前身となりました」先代の運の強さもさる事ながら、来たる車社会をズバリ予想していた事にも驚かされる。
 「私も後を継ぐ上での勉強の意味も込め、うちの関連会社である東京の会社にお世話になりました。そこで組織の仕組みや、人間関係等についての多くを学びました」と語る。
 仕事をする上で大切な事は何かを聞く。「何でもそうですが、楽しい事は継続できるでしょう。仕事を楽しもうとする意識を持って欲しいですね。それと、仕事の事で注意されても自分の為に言ってくれてるのだと理解して欲しいですね。卑屈になったり、切れてしまったり、最終的には会社を辞めてしまう。時にはグッとこらえる気持ちも大切です。快活さを前面に出して行けば、いつかは楽しいものへと変わるはずです。そう言った人であれば、例え七十歳の人であろうと雇用したいですね」
 これから働く人達へのアドバイスとして。
 「私の好きな言葉に謙虚と言う言葉があります。よく遠慮と誤解されがちですが、謙虚と遠慮は違います。自信のある人でないと謙虚さは見えて来ません。出来ないのに限って色々と吼えたり高慢だったりするものです。自分はまだまだだ、と思う事で前へ進む事が出来るんです。決して自分に満足してはいけません。お金を貰って社会勉強が出来る場と考えれば、こんなに良い事はありません。要は考え方ですね」
 最後に車についてもこう言った。
 「車はしっかりと整備をして乗って欲しいですね。タイヤだけ見ても空気圧によって制動距離が全く違って来ます。例え1m違っただけで大事故に繋がる可能性もある訳ですから、ユーザーさんも車の事をもっと良く知って欲しいと思いますね。知れば知る程、車は怖い物だと感じるはずです」
 事故でペシャンコになった車は、大抵ドライバーの脇見や居眠り運転等で片付けられるが、実際には、怖い話も沢山ある様だ。そうならない為にも車の整備はしっかりとしておきたいものだ。