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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー

週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。 各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。


北海道製鎖株式会社 柴田隆視氏
危機管理 社員の笑顔

 音更町インターチェンジの直ぐ側、IC工業団地の一角で三千坪ある敷地内にある『北海道製鎖株式会社』はタイヤチェーンを製造している会社である。工場に隣接する駐車場に車を止めると、プレス機のガチャンガチャンと言う音が小気味良いテンポで聞こえて来る。早速、代表取締役の柴田氏にお話を聞いた。
 「今から二十五年程前は同業者が全国に三十社程度あったのですが、今では十一社に減ってしまいました。当時は車には必ずタイヤチェーンが付属していて、車の生産台数イコールタイヤチェーンの組数でしたが、その後オプションとなってしまった為、需要が一気に減ってしまったのが大きな要因です」と近況について話してくれた。
 「会社設立時の昭和三十八年頃は、雪が降るとタイヤに縄を巻いて走ったものでした。それを見た父である先代が、俺がもっと良い物を作ってやると言って、始めたのが当社設立の切っ掛けでした。父はその他にも、もう一社会社を経営していたのですが、そちらの方は主に母が経営全般を行っていました」と会社設立当初について話してくれた。
 「大学を卒業後は会計事務所に勤めていました。仕事自体も楽しく、私も将来はこの仕事を一生の仕事にしようと考える様になりました。その為にもっと勉強をし、税理士の資格を取得しようかと考えていた矢先の事でした。父の経営している会社で経理上での不祥事があり、急遽私が呼び戻される事となりました。父も職人上がりの人でしたから、会社の経理には全くタッチしておらず、社員を信用し、任せきりにしていた為、そう言った事が生じてしまったんでしょうね」
 経営者としてどう言った事を心掛けているか。
 「年に一度、社員との個別面談をしています。面談と言っても堅苦しいものでは無く、話しの内容も個人によって様々です。私はこの時間はとても貴重な時間だと考えています。社員の声を直に聞く事によって、意見や要望は勿論の事、個人的な話も含め、多くの話しを聞く事が出来ます。私自身も刺激になり勉強になる面も多々あります。社員にも同じ事が言えるんじゃないでしょうかね。どう言う意見が飛び出すか、少し怖い面もありますがね。楽しみな時でもあります」と言って笑う。
 これから働く人へ。
 「自分が居なけりゃだめだと思う事です。何か自分で他人を引っぱって行ける様な物を一つ作る事です。ガラス拭きが得意だって良いでしょうし、何でもいんですよ。とにかく他人より秀でた物を何か一つ作る事です。そう言った事が自信に繋がるんです」
 最後に将来の目標についても聞いてみた。
 「良い仕事をして、良い商品を作り、利益が上がれば社員に還元する。それが私の理想とする会社です。社員みんなの笑顔が見たいですからね。それから業界で日本一になりたいですね」と力強く語ってくれた。