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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー
週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。
各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。
大同出版紙業株式会社 深澤知博氏
- 企業は人と共に
「戦時中、印刷業者が沢山あった為、各社合併をする様に号令が掛かり、大同結集した事から、大同印刷と言う社名が付けられました。それが当社の前身です。私で五代目と言う事になります」と話すのは、『大同出版紙業株式会社』代表取締役の深澤氏。
「大学を卒業後は東京にある東洋インキと言う会社で五年間働きました。感覚的に東京では、時間の経過がとても早く感じられます。私が上京してまだ間もない頃、後ろから歩いて来る人が、よく私にぶつかるんですよ。何故だろうと思って他の人を見て初めて自分の歩く速度が遅い事に気付きました。時間に追われて仕事をしていると、どうしてもああ言った歩き方になってしまうんでしょうね。いつしか私自信もそれに馴染んでしまい、こちらに戻ってからは北海道時間と言われる、のんびりとした時間に随分と苦労しましたよ。今では、あんな気忙しい時間を過ごす気にはなれませんね。この地で育ったと言うのもあるんでしょうが北海道時間が私は好きです」と言って笑う。
経営者としてどう言った事に気を付けているか聞いてみた。
「人を動かすには、まずその人を納得させる事が大切です。以前社員に半ば強制的に研修を受けさせた事がありました。結果、全く実に成りませんでした。人を動かすと言う事は人の心を動かすと言う事です。そう言った面からも、自発的にやる気を起こさせる為のコーディネーターとしての役割が私の仕事ではないかと思っています。今では社員の方から、こう言った研修があるので受けたいと言って来るほどです。それと私が常日頃思っている事は、人は道具では無いと言う事です。経営者の能力を棚に上げ、必要無くなったから社員をクビにする様な会社は育たないでしょうね。人を大切に育てる事によって会社も育って行くのだと私は思っています。企業は人なりとは、よく言ったものです」
これから新しく職に就こうとしている人達への言葉として。
「与えられた仕事は誰にでも出来ます。自分で考え、努力して行く事が大切です。それから天職と言うものは無いんだと思う事です。もし在ると考えるなら、今している仕事こそが天職だと考え、とことん突き詰めた上で、やれるやれないを判断して欲しいですね」
自分の時間を作る為、毎朝四時に起床し、好きな本を読むのが日課だと言う深澤氏。
「夏の朝なんかは、気持ち良いですよ。窓を開けると小鳥の鳴き声なんか聞こえて来ますしね。仕事や付き合いなどで遅くなった時は別ですがね。なるべく自分の時間を作る様にしています」
帰り際、玄関に穴が沢山開けてある段ボール箱を見かけた。会社の天井裏に居た鳩の雛を飛べる様になる迄保護しているとの事だった。
人を切らないと言う深澤氏の考えはこう言ったところから来ているのではないかと、強く感じた。
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