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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー

週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。 各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。


弘栄建設株式会社 宮下勇次氏
忍耐 石の上にも三年

 帯広市内にある土木建設会社『弘栄建設株式会社』は昭和三十七年創立と、長い歴史があり、主に公共事業を中心とする工事を請け負っている会社である。
 代表取締役である宮下氏にお話を聞いた。
 「もともと体を動かすのが好きでしたから、何か青空の下で体を使って働ける仕事をしたいと考えていました。先代の社長は、創設者であり、私の父でしたから、そう言った考えを持ったのも、父の働く姿を子どもながらに見ていたせいもあったのかも知れません。学校を卒業後は、帯広市内の土木建設会社で五年間働いた後、父が経営するこの会社に入社しました。その後、現場で三年ほど働き、平成十年の十月から社長に就任し、今に至っています」
 宮下氏は、歴史ある会社の二代目としての大きな責任を感じている様で、その大変さを次の様に話してくれた。
 「どの業界でも同じ事が言えると思いますが、二代目と言うのは大変なものです。確かにレールは先代が敷いてくれたかも知れませんが、それを維持し、古くなった部分を取替えたり、拡張もし、時代の波に合った形に作り変えて行かなければなりません。ただレールに乗っているだけでは、直ぐに破損し脱線してしまいますからね。伝統を守りつつ、新しい物も取り入れて行かなければならない分、結構大変なんですよ」と言って笑う。「社員には、できるだけ私の方から声を掛ける様にしています。現場の状況を聞いたり、健康面での気遣いなど、若い社員が多いですし、相手が社長では、話し掛けにくいでしょうからね。とにかく社内でのコミュニケーションは大切にし、明るく楽しく働ける環境作りを心がけています」雇用の受け口として、若い人達の雇用が減って来ている現状について。「土木業に於いては、昔と比べて、賃金や労働時間などは、格段に良くなっていると思うのですが、若い人は長続きしないですね。ですから人が育たないんです。この業界全体を見ても、高齢化が進んでいると言うのが現状です。私も色々な職種の方々とお付き合いさせて頂いてますが、やはり口々に同じ事を言いますね。石の上にも三年なんて言葉がありますが、せめて三年間、がむしゃらに働いて見るのも良んじゃないでしょうか。そうすればきっと先も見えて来るでしょうし、人生観も変わるのではないでしょうか」と話してくれた。
 今後の目標について。
 「官公庁関係の仕事が多いので、公共工事が減少した今は、我慢の時期だと思っています。ここ何年か毎年の様に思う事ですが、三月の決算時が嫌ですね。社員の皆が頑張って働いてくれるのに、思った程利益が上がらないのが今の現状です。早く景気が上向いてくれて、利益をもっと社員に還元できると良いんですがね。勿論、私共の営業努力も今迄同様に変わらず続けて行きたいと思っています」