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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー

週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。 各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。


マーチャント有限会社 寺西優氏
出会い 肌に触れ心に触れる

 「マーチャントとは英語で商人と言う意味ですが、私の名前がまさるなので、まさるのマーチャンと掛けて『Merchant(マーチャント)有限会社』と言う社名にしました」と言うのは、代表取締役である寺西氏。
 「子どもの頃から服飾デザイナーになりたいと思っていました。自分のデザインした物で、女性に美しくなって貰いたいと言った考えもありましたし、一見するとファッション業界って、華麗で華やかな世界じゃないですか。きっと憧れの様なものもあったんでしょうね。
 一度は、そちらの道へ進もうかとも考えたのですが、一人前になる迄には時間が掛かる上に、何と言っても才能がなければなりません。そう考えた時、本当に自分に適した仕事なんだろうかと考える様になりました。
 漠然と将来の夢を思い描いていた頃の自分から、しっかりと将来を見据えて人生を考える様になった時、今の自分が置かれている立場や、将来の展望を考えた上で再度見つめ直すと、やはり、これは現実的ではない。もっと別な道へ進むべきだと思う様になりました。
 たまたま実家が薬局を経営していて、化粧品の販売もしていました。
 薬局の業界も今は量販店に押され、中々厳しい状況にあるのが現状です。
 そう言った現状を打開する為にも化粧品に力を入れ、別部門として立ち上げようと言う事になりました。
 まあ、女性を美しくすると言った意味では、洋服も化粧品も同じですもんね」と言って笑う。
 「大学を卒業後は、ある化粧品会社の社長さんから、販売店の若手を育成する為の制度があると言う事を聞き、銀座にある化粧品店のショップマネージャーとして経験を積む事となりました。
 その後、帯広に戻りこの会社を立ち上げた訳なんです」とこれまでの経緯を話してくれた。
 これから働こうとしている人達へのアドバイスとして。
 「女性の場合について言うと、結婚したらそれで終わりと言う風潮があるので、キャリアを積んで仕事をすると言うのは難しいと思います。その為、給料だけを考えた仕事をしている人達が多いのではないでしょうか。仕事をする事で感謝され、それに対する喜びと満足を味わえる様な仕事を是非して欲しいと思います」
 量販店でも化粧品を扱っているが、その住み分けの方法として。
 「専門店や百貨店でしか手に入らない様な付加価値のある商品を取り扱っています。
 売上も確かに重要ではありますが、それが全てではありません。数字ばかりを気にしていると、ただ売りつければ良いと言う感覚が芽生え、お客様の立場に立った接客ができなくなってしまいます。常にお客様を美しくしたいと言った観点に立つ事で、自然と心の込もった接客ができるものです。お客様の肌に触れ、心に触れる。それが私共の接客のあり方だと思っています」