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Donに聞け!!元気な経営者さんインタビュー

週刊求人の人気連載「ドンに聞け!」のWeb版です。 各エリアの元気な社長さん、経営者さんをご紹介します。 普段聞けない経緯や裏話も必見です。
※「Donに聞け!!」のコーナーは連載を終了しました。


カフェブーランジェ パンマルシェ Cafe'Boulangerie Pain Marche 阿部高嘉氏
一生懸命が好き

 釧路市の新橋大通に面するリーフタウン内に、素敵なパン工房が出来た。可愛いらしい店名の『パンマルシェ』とは、フランス語でパンの市場という意味。市場の様に沢山のパンを、お客様が選べる様にとの思いを込めて店名をつけたと言うオーナーの阿部氏。
 店内は、職人が目の前でパンを焼き、製作過程を見ることができるオープンな作りになっている。阿部氏は、丸井今井釧路店のミニクロワッサンで有名なパン屋で働いていた際、フランスパンのシンプルな素材さゆえの奥深さに引かれたことが切っ掛で、この世界で生きていこうと決心した。
 阿部氏の実家は釧路でも有名な老舗の蒲鉾店で、蒲鉾職人の息子と育ったせいか、生まれながらの職人気質で、常にレシピ作りとパンの生地の見極めに余念がない。
 そのこだわりのルーツを聞いてみた。
 「私が二十歳の頃、函館へ旅行に行った時に、地元で有名なハンバーガーショップがありました。そこは行列ができる程の人気店で、実際食べてみると、ハンバーグは勿論のこと、それを挟んでいるパンがとても美味しかったんです。一口食べた瞬間に、これだ、と思いました。パンも手作りのハンバーガーショップを釧路でやりたい。その時の想いが、この道に入る切っ掛けになりました」と話す。
 その後、釧路でハンバーガーショップ経営に向け、以前から知り合いであったパン屋の店長に相談したところ「本気でパンを焼いてみたいなら、うちに来ないか」と誘われ、そこからパン職人としての修行が始まった。
 「最初の頃は、何度焼いても納得がいかず、早く技術を身に付けたくて、毎日夜遅くまでパンを焼いているうちに、どんどんパン作りにのめり込んでいきました」と話す。
 それから三年半、数多くの種類のパンを手掛け、自分でもレシピを考えたりと経験を積み、丸井今井釧路店の閉鎖を期に、念願の独立を果たす事となった。
 これから新しく働く人へのアドバイスとして。
 「何事にも一生懸命な人が好きです。そういう人を見てると、すごく尊敬できるし自分自身も刺激されます」と言う。
 そう言う阿部氏も、今までパン作りに対し、自分なりにこだわりを持ち、一生懸命やって来た人の一人である。
 「本気で一生懸命頑張れば、いつか道は開けて来るものだと私は信じています」そう熱く語ってくれた。
 今後どういったお店にしたいかの問いに。
 「一緒に働いてくれる従業員みんなとパンを一生懸命作り、お客様に笑顔で美味しいと言って貰える様なお店にしたいですね」と笑顔で答える。
 人が好きだと言う阿部氏。だからこそ人との触れ合いを大切にしたいとの思いから、閉鎖的な厨房を、あえてオープンな形にしたのも納得できる。
 最後に趣味について聞いてみると、キッパリ。「パン作り」と答えた。